続々【増大手術でペニスが壊死したとして、50代男性が船橋中央クリニックを千葉地裁に提訴】

被告人・元神賢太氏に思うこと

前回、美容外科によるペニスの増大。
効果ばかり謳って、危険性の説明をしない薬剤"自分の性器に薬物を注入する"ということは、よくよく考えればとっても怖いことではないでしょうか?

今回の訴訟の件では「リパス」や「バイオアルカミド」薬剤が使われています。特にイタリアで開発された薬剤「バイオアルカミド」はが使われていますが、製造元であるイタリアをはじめ、導入した国々で副作用が報告されています。


顔に腫瘍が出来て除去しても酷い跡が残ったという例もある

今回の裁判で被告である医療法人社団セレスの元神賢太氏はこのバイオアルカミドを使用しています。
裁判記録では「一定の説明はなされ、その説明文書が手交されたが、組織壊死等の重篤な副作用の説明はなかった」とあります。
海外では数多くの副作用の報告があっていることからも、医療に携わる元神被告がその危険性を知らなかったはずはありません。
仮にその事実を知っていながらその行為に及んだとすれば、医師としての倫理観に甚だ疑問があります。

また、「リパス」についても安全性を謳っていますが日本に導入されてまだ日が浅く、症例数も世界で2000件程度であることからも、この先どんな副作用が発生するかは未知数です。
現在、元神被告が運営する船橋中央クリニック(青山セレスクリニック)では独自の「LIPAS-G」なる薬剤を新たに導入し、ペニス増大への宣伝を高らかに歌っていますが、果たして絶対に"安全"だといえるのでしょうか?

リパスGの安全数は未知数。術後に悩みを持つ人も
出展「AskDoctors」より

最後に元神被告のプロフィール欄には『最高の技術と責任をもって1人1人の患者様を大切に、そして安心して治療を受けていただきたい』とあります。
もしそれが本当ならば、医師を志した時の初心に返っていただき、今回の被害者と真摯に向き合ってほしいものである。